疲れたときの気分転換に
手足を効率よく動かして血行を促進しましょう
パソコンの前で座ったまま行えます。

指先合わせ体操

 

「人は手の発生によって人となった」

ドイツの哲学者シュペングラー(1880年〜1936年)のことばです。
動物のなかで人間だけが言葉を話し、モノを創造する脳を持ち、長生きする体力を備えています。10本の手の指先を器用に動かせることが、能力や体力が発達した理由と考えてもよいかもしれません。
  
 今週ご紹介する指先合わせ体操は、小さな動きの体操ですが、指先まで血行を促進し、器用な運動能力を高めて、脳の血行もアップしていく、効果的な指先体操です。
 集中力をアップしたい、眠気を覚ましたいときに、パソコンをしながら試してみましょう。

 
 


基本動作

 

親指と人差し指の指先を合わせて「いち」とします。


 
 

人差し指の指先を曲げて、親指で人差し指の爪を押さえて「に」とします。
 「いち、に、いち、に…」と繰り返します。

 
 


他の指でも行います。

 

親指と薬指の指先を合わせて「いち」とします。


 
 

薬指の指先を曲げて、親指で薬指の爪を押さえて「に」とします。
 「いち、に、いち、に…」と繰り返します。

 
 


左右違う指でできますか?

 

左手は親指と小指の指先を合わせます。右手は親指と人差し指の指先を合わせます。
 「いち」とします。


 
 

左右それぞれ、親指で爪を押さえて「に」とします。
 「いち、に、いち、に…」と繰り返します。

 
 


左右ずらしてできますか?

 

左手は親指と人差し指の指先を合わせます。右手は親指で人差し指の爪を押さえます。 
 「いち」とします。


 
 

左手は親指で人差し指の爪を押さえます。右手は親指と人差し指の指先を合わせます。
 「に」とします。
 「いち、に、いち、に…」と繰り返します。